糖尿病には三大合併症(神経障害、網膜症、腎症)があります。
糖尿病の合併症は『し(神経)』『め(目)』『じ(腎臓)』の順番で起こると言われており、
(下肢の)神経障害が最も早く出てきます。
しかし神経障害は半数以上の人が症状(針で皮膚を突かれるようなチクチク感)を訴えないまま進行し、下肢切断に至ることも珍しくはありません。
実際日本では年間3000人もの糖尿病患者さんが下肢切断をしています。
糖尿病自体も恐い病気ですが、合併症にも十分注意する必要があります。当院ではその神経障害の程度を調べる検査をDPNチェッカーという機械で行っています。