藤が丘北 佳クリニック

腹部エコー検査

腹部エコー検査では、ゼリーを塗りプローブを当てながら行います。検査中は、臓器を見やすくするために息を止めたり、体の向きを変えていただくことがあります。検査では、5つの臓器(肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓)を中心に異常がないかを調べます。各臓器の大きさや形、脂肪の蓄積や、腫瘍・石灰化・ポリープの有無、血管の異常や、リンパ節の腫れなどを観察することができます。超音波は空気や骨を苦手としますので、内視鏡やCTなどを使い判断をする必要がある場合もあります。

肝
胆
膵
腎
脾

《超音波を用いた腹部臓器の評価》

肝臓の硬さについて

肝臓の硬さについて
《超音波を用いた肝臓の硬さの評価》

肝臓は「沈黙の臓器」と言われるように、少々肝臓の働きが悪くなっても、あまり自覚症状がないこと多く、そのために気づいたときには肝臓の働きが悪くなってしまうケースもあります。そこで肝臓の状態を把握することが重要です。

当院の超音波装置では、肝臓の硬さを色や数値で評価することができます。日常検査の延長で計測が可能で、痛みを伴うことなうことはありません。
慢性疾患を定期的に検査することで、肝臓の硬さの状態を把握することができます。

頸動脈エコーについて

動脈硬化による動脈狭窄は、近年食の欧米化によって発見が増えてきています。頸動脈は、脳へつながる重要な血管です。頸動脈の中でも、脳へ血液を送る「内頸動脈」と、顔面の方へ血液を送る「外頸動脈」があり、それらの分かれる部分を『頸動脈分岐部』といい、「動脈硬化」になりやすい部位と言われています。

動脈硬化が進行すると、血管の壁にプラークと呼ばれる“かたまり”ができ、血液の通り道を狭くすることがあります。プラークは頚動脈エコーによって発見することができ、病気の危険度を評価するのに役立ちます。

  • 正常な頸動脈
    正常な頸動脈
    プラークがある頸動脈
    プラークがある頸動脈

    《超音波を用いた頸動脈の評価》

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